第49回(2017年度)社労士試験の合格発表!合格率/合格基準点をまとめてみました
2017年08月27日(日)に実施された第49回社会保険労務士試験の結果が厚生労働省のホームページ、および社会保険労務士試験のオフィシャルサイトで公表されました。
試験結果と合格基準点を以下にまとめましたので、一緒に見ていきましょう!
第49回社会保険労務士試験の試験結果
項目 | 項目(内訳) | 第49回(2017年) | 第48回(2016年) | 対前年比 |
---|---|---|---|---|
受験申込者数 | 49,902人 | 51,953人 | -3.9% | |
通常受験者 | 48,723人 | 50,764人 | -4.0% | |
科目免除者 | 615人 | 596人 | +3.2% | |
公務員特例免除者 | 564人 | 593人 | -4.9% | |
受験者数 | 38,685人 | 39,972人 | -3.2% | |
通常受験者 | 37,691人 | 38,938人 | -3.2% | |
科目免除者 | 514人 | 523人 | -1.7% | |
公務員特例免除者 | 480人 | 511人 | -6.1% | |
受験率 | 77.5% | 76.9% | +0.6% | |
通常受験者 | 77.4% | 76.7% | +0.7% | |
科目免除者 | 83.6% | 87.8% | -4.2% | |
公務員特例免除者 | 85.1% | 86.2% | -1.1% | |
合格者数 | 2,613人 | 1,770人 | +47.6% | |
通常受験者 | 2,509人 | 1,656人 | +51.5% | |
科目免除者 | 42人 | 37人 | +13.5% | |
公務員特例免除者 | 62人 | 77人 | -19.5% | |
合格率 | 6.8% | 4.4% | +2.3% | |
通常受験者 | 6.7% | 4.3% | +2.4% | |
科目免除者 | 8.2% | 7.1% | +1.1% | |
公務員特例免除者 | 12.9% | 15.1% | -2.2% |
合格基準点及び配点
【第49回(2017年)】
1 合格基準
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。
(1) 選択式試験は、総得点24点以上かつ各科目3点以上
(ただし、「雇用保険法」「健康保険法」は2点以上)
(2) 択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上
(ただし、「厚生年金保険法」は3点以上)である者
※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。
2 配点
(1) 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。
(2) 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。
参考:厚生労働省 第49回社会保険労務士試験の合格者発表
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183106.html
【第48回(2016年)】※昨年度
1 合格基準
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。
(1) 選択式試験は、総得点23点以上かつ各科目3点以上
(ただし、「労務管理その他の労働に関する一般常識」「健康保険法」は2点以上)である者
(2) 択一式試験は、総得点42点以上かつ各科目4点以上
(ただし、「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」「厚生年金法」「国民年金法」は3点以上)である者
※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。
2 配点
(1) 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。
(2) 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。
参考:厚生労働省 第48回社会保険労務士試験の合格者発表
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000142327.html
試験結果の考察
合格基準点が選択式試験で1点アップの24点、択一式試験で3点アップの45点とハードルが上がっている印象も受けますが、足切り対象の科目が昨年よりも減っている点、全体の合格率が昨年の4.4%から2.3%アップの6.8%であったことを踏まえると、試験問題そのものの難易度は易化した印象を受けます。
第47回(2015年)の試験が鬼畜難易度であったため、しばらくは昨年度、本年度の水準で推移するかとは思いますが、難易度が高い試験であることには変わりはありませんので、今からしっかりと準備しておく必要があります。
まぁ、試験に合格された方もそうじゃなかった方も、今は一年間の労をねぎらいつつ次の計画を立てていきましょう!